昼下がりの赤坂 その4
危うく短髪くんにケツを掘られそうになった赤坂のトレフ。
短髪くんと絡んでいたわずかな時間にまた客が増えたようだった。外国人と日本人が2:1ぐらいの割合か。
店内をぶらぶら歩き回ったが、外国人はやっぱりでっぷり太った白人とか、ごっついインド系とか、そんな感じばかり。外国人と日本人の絡みも何組かできていた。
どんな日本人が外国人とやっているのか、興味あってのぞこうとすると、毛だらけの腕の外国人にアコーディオンカーテンをビシッと閉められてしまう。
「俺にはとても無理やなあ」なんて思いながら空いたベッドに寝転ぶ。
足元の丸椅子に座っているのは日本人らしい。俺には目もくれないところを見ると外国人狙いか。「あんな貧弱な体では外国人は相手してくれんやろうな」「いや外国人は案外貧弱な細身が好みかも」どうでもいいことを考えてボーッとしていた。
あと1時間もこうやって涼んでいたらちょうどいい時間になるだろう。
薄暗がりの中を行き交う太った外国人や毛むくじゃらの外国人を見るともなく眺める。「この連中は日本に何しに来てるんやろ」などとどうでもいいことが気になる。
すると、だれかが足元のベッドの角に座った。ボクブリをはいたがっちり体型。外国人ではなさそう。店内は相当混んでいる。座るところがないんだろうか。
あまり気にせずそのまま寝転んでいると、足を触り始めてきた。足首を触っているなと思っていると突然体の向きを変えて俺の下半身に突然乗っかってくる。
「あっ」
よく見ると短髪くんだ。
あきらめたんじゃないの?
(つづく)
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短髪くんと絡んでいたわずかな時間にまた客が増えたようだった。外国人と日本人が2:1ぐらいの割合か。
店内をぶらぶら歩き回ったが、外国人はやっぱりでっぷり太った白人とか、ごっついインド系とか、そんな感じばかり。外国人と日本人の絡みも何組かできていた。
どんな日本人が外国人とやっているのか、興味あってのぞこうとすると、毛だらけの腕の外国人にアコーディオンカーテンをビシッと閉められてしまう。
「俺にはとても無理やなあ」なんて思いながら空いたベッドに寝転ぶ。
足元の丸椅子に座っているのは日本人らしい。俺には目もくれないところを見ると外国人狙いか。「あんな貧弱な体では外国人は相手してくれんやろうな」「いや外国人は案外貧弱な細身が好みかも」どうでもいいことを考えてボーッとしていた。
あと1時間もこうやって涼んでいたらちょうどいい時間になるだろう。
薄暗がりの中を行き交う太った外国人や毛むくじゃらの外国人を見るともなく眺める。「この連中は日本に何しに来てるんやろ」などとどうでもいいことが気になる。
すると、だれかが足元のベッドの角に座った。ボクブリをはいたがっちり体型。外国人ではなさそう。店内は相当混んでいる。座るところがないんだろうか。
あまり気にせずそのまま寝転んでいると、足を触り始めてきた。足首を触っているなと思っていると突然体の向きを変えて俺の下半身に突然乗っかってくる。
「あっ」
よく見ると短髪くんだ。
あきらめたんじゃないの?
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