意思に反して股間が硬くなるのだが・・・

初新世界の初ロイヤル。

覚悟していたとはいえ年齢層が高かった。

ロッカールームでざっと見ているだけでも半分以上は確実に俺より年上だった。父親の年齢に近そうな方もちらほら。

それでなくてもスーツ姿は目立つ。俺が脱ぎ始めると周囲からいくつも飛んでくる視線が痛いほどわかる。

ボクサーブリーフを脱ぐときには俺の股間を露骨にじっと見つめるおじさんがいて緊張した。

とりあえず２階の大浴場へ。

ドライサウナ、ミストサウナ、スチームサウナがあってそれなりに設備は整っている。股間をタオルで隠さずに歩いていると股間に鋭い視線を感じる。

俺にはちょっと勘弁という年齢層の人が半分以上だったが、じっと見られているというヘンな感覚が襲ってきてたちまち勃起を始めた。

「ええっええっ、俺は何に興奮してるんや」という意思に反して半勃起状態。奥の個室のシャワールームに慌てて飛び込んで股間を洗いながら勃起を鎮めにかかる。

壁にはでかい覗き穴があるのに気付く。

目玉のようなものがこっちをじっと見ているのに気付く。

「ええっ、ここでも視線や」とさすがにうんざりし始める。適当に洗うと急いでシャワールームをでる。

また勃起しそうになっているのでスチームサウナに入ることにする。

ところがスチームサウナがまたとんでもないスポットだった。

（つづく）

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