長崎の黒帯くん 8
まぶしすぎる彼の登場。
俺を一瞥するとそのままシャワーを浴びに行った。
それにしても現状を理解しているのだろうか。
俺より格段にかっこいい。間違いなく餌食になるはず。
シャワーの音を聞きながらいろいろと考えた。
「多分彼は現状を知ったら即行で店を出るだろう」
「いや地元の子なら現状はある程度知っているはず。俺ならいいのかも」
「いやいや、彼は極端なフケ専かもしれない。俺なんかよりもっともっともっと年上がいいのかも」
かっこかわいい顔と厚い胸板を思い出すともう股間はカチカチ。そのうちシャワーから出てきた彼は休憩室にやってきた。
俺の斜め前に座る。
そばにあった雑誌を手にとってページをめくり始めた。俺は露骨に彼を観察した。
体格がいいからといって厳つい感じではない。
優しい目元。
がっちりした腕。
視線がチラッと合った。微かに笑ってくれたような気がする。
いや気のせいか。そんなことを考えていたらあの音がした。
ギギーッ、ギギーッという階段の音。
いや今度は一人ではない。何人かかたまって聞こえてきた。
彼はどんな反応を見せるのだろうか。固唾をのんで見守ることになる。
(つづく)
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俺を一瞥するとそのままシャワーを浴びに行った。
それにしても現状を理解しているのだろうか。
俺より格段にかっこいい。間違いなく餌食になるはず。
シャワーの音を聞きながらいろいろと考えた。
「多分彼は現状を知ったら即行で店を出るだろう」
「いや地元の子なら現状はある程度知っているはず。俺ならいいのかも」
「いやいや、彼は極端なフケ専かもしれない。俺なんかよりもっともっともっと年上がいいのかも」
かっこかわいい顔と厚い胸板を思い出すともう股間はカチカチ。そのうちシャワーから出てきた彼は休憩室にやってきた。
俺の斜め前に座る。
そばにあった雑誌を手にとってページをめくり始めた。俺は露骨に彼を観察した。
体格がいいからといって厳つい感じではない。
優しい目元。
がっちりした腕。
視線がチラッと合った。微かに笑ってくれたような気がする。
いや気のせいか。そんなことを考えていたらあの音がした。
ギギーッ、ギギーッという階段の音。
いや今度は一人ではない。何人かかたまって聞こえてきた。
彼はどんな反応を見せるのだろうか。固唾をのんで見守ることになる。
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