ボーイのKくん(13)
2度目の売り専。
「多分何回来ても慣れないだろうな」などと考えていたら、扉をノックする音がした。
入ってきたのはトモキくん。少しにっこりする。
「俺に気づいているのか?」
嫌な気分だ。
「リクでよかったですね」
「90分ですね」
「では○○円いただきます」
「それではすぐに参ります。しばらくお待ちください」
事務的に話すトモキくん。すぐ出て行った。
数分後。
「失礼します」と言いながら入ってきたのがリクくん。
やはり背が高い。HPの画像と少し印象が違ってすごく中世的な顔立ちをしている。仕草も何となく女っぽい。
「はじめまして、隣に座っていいですか」と話しながら、俺の隣にべったりくっつくように座った。
慣れてるのか。
「仕事の帰りですか?」
「暖かくなってきましたね」
「寒いの苦手なんですよ」
当たり障りのないことを話すリクくん。ただ不思議と嫌味はない。
そのうちさり気なく俺の太ももの上に手を乗せる。力を入れるような入れないような微妙な感覚が広がった。
慣れてる。
「いいネクタイしてますね」
「普段はスーツなんか着ないからスーツ姿の人って憧れます」
当たり障りのない会話だけれど、自然と和んでいける。
慣れてる。
リクくんのペースにどんどんはまっていった。
(つづく)
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「多分何回来ても慣れないだろうな」などと考えていたら、扉をノックする音がした。
入ってきたのはトモキくん。少しにっこりする。
「俺に気づいているのか?」
嫌な気分だ。
「リクでよかったですね」
「90分ですね」
「では○○円いただきます」
「それではすぐに参ります。しばらくお待ちください」
事務的に話すトモキくん。すぐ出て行った。
数分後。
「失礼します」と言いながら入ってきたのがリクくん。
やはり背が高い。HPの画像と少し印象が違ってすごく中世的な顔立ちをしている。仕草も何となく女っぽい。
「はじめまして、隣に座っていいですか」と話しながら、俺の隣にべったりくっつくように座った。
慣れてるのか。
「仕事の帰りですか?」
「暖かくなってきましたね」
「寒いの苦手なんですよ」
当たり障りのないことを話すリクくん。ただ不思議と嫌味はない。
そのうちさり気なく俺の太ももの上に手を乗せる。力を入れるような入れないような微妙な感覚が広がった。
慣れてる。
「いいネクタイしてますね」
「普段はスーツなんか着ないからスーツ姿の人って憧れます」
当たり障りのない会話だけれど、自然と和んでいける。
慣れてる。
リクくんのペースにどんどんはまっていった。
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