ボーイのKくん(4)
とあるマンションの一室。
ここが初めて足を踏み入れた売り専だった。
通された部屋は六畳間ぐらいのフローリングの部屋。簡易ベッドと小さいテーブル、テレビが1台。窓は分厚いカーテンが閉めてあったが外で子どもの遊ぶ声が聞こえた。今から始まるであろう淫靡な時間とは少しかけ離れた雰囲気が漂う。
30歳ぐらいの子が分厚いファイルを持って入ってきた。
オーナー?マネージャー?簡単にシステムを説明してくれる。
90分の1万5千円は先払い。
ファイルにはボーイくんたちの写真とプロフィールが書かれていた。
「ご指名ください」か「今日は休みです」か、どちらかの札が貼り付けてある。「ご指名ください」の札があるのは4人。
「どんな子がお好みですか?」と聞いてきた。俺が「う~~~ん」なんて言ってファイルをめくっていたら「じゃあ、またあとで来ます。もしよければ顔出しもできます」と言って出て行った。
じっくりとファイルの「ご指名ください」の4人を比べる。できれば「小柄」で「ウケ」の子がいい。そしてできれば普通な感じの子。
ぴったりくるのは笑顔の似合う「トモキくん」だった。
(つづき)
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30歳ぐらいの子が分厚いファイルを持って入ってきた。
オーナー?マネージャー?簡単にシステムを説明してくれる。
90分の1万5千円は先払い。
ファイルにはボーイくんたちの写真とプロフィールが書かれていた。
「ご指名ください」か「今日は休みです」か、どちらかの札が貼り付けてある。「ご指名ください」の札があるのは4人。
「どんな子がお好みですか?」と聞いてきた。俺が「う~~~ん」なんて言ってファイルをめくっていたら「じゃあ、またあとで来ます。もしよければ顔出しもできます」と言って出て行った。
じっくりとファイルの「ご指名ください」の4人を比べる。できれば「小柄」で「ウケ」の子がいい。そしてできれば普通な感じの子。
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